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【スタッフブログ】グラフィック開発の裏側

はじめまして。スタジオ・ゼロのデザイナーの木村と申します。ゲーム業界20年、いくつかの会社を経て去年中途で入社しました。
主に3D背景を作成したりTA(テクニカルアーティスト)風のことをやったりしています。

今回はゲームのグラフィック開発について、思うところを書いてみたいと思います。(グラフィックの解説とかではありません。)

皆さんはたくさん発売されるゲームの中から1つを選んで買う場合、どの点を重視していますか?
ゲームの内容自体は実際に遊んでみたり、評判を参考にしたりしないと分からないことも多いため、とりあえず自分好みのグラフィックかどうかを基準の1つにしている人は多いかもしれません。何時間も遊ぶのですから好きな見た目であるに越したことはないですよね。

私がぼんやりと考えているTVゲームにおけるグラフィックの位置づけはというと、ゲームの面白さを直接的に決定付けるものではないけれど、満足度をより高めるための重要な道具なんじゃないかと思っています。(色々な意見があると思います。)

特にストーリー物の場合は世界観や心情を表すために、ある程度凝ったことも必要ですよね。最近は「没入感」という言葉もよく聞きますが、それを高めるためにも重要です。

さらには、各社から次々と発売される大量のゲームの中から興味を持って選んでもらうためには、何かしらの個性付けも必要になってきます。そこで一番分かりやすくアピールできるのがグラフィックだと思います。

開発中は意見を言い合って、二転三転しながらグラフィックの方向性を決めていくことになるのですが、「世界観に合っているか」とか「ユーザーに受けるか」という点を考慮しつつ、開発メンバーそれぞれの得意分野や好みが異なったりもするため、決まるまではそれなりに時間がかかってしまいます。

絵的な部分以外に「作った後の修正のしやすさ」もかなり重要でして、面白くするための仕様変更に対して柔軟に対応できないようだと、絵は良いけど内容がスカスカという残念なことになってしまうので気をつけないといけないところです。
ユーザーがほとんど気にしない部分に力を入れすぎ、何でもかんでも詰め込んでしまい、リッチな絵だけど取り回しが困難な状態になってしまったら開発者の自己満足だけで終わってしまいます。

このブログを書きながら、もう業界歴20年になってしまったかーと感慨に浸ってしまったのですが、いまだに自分が作ったものがテレビ画面に映って、コントローラーで動かせるということが楽しくてしょうがありません。

チームの目指す方向性に共感できて、なおかつユーザーの皆さんに対してゲームの面白さもグラフィックの満足感も与えられたとしたらそれはそれは幸せなことです。(いろんな条件が重ならないと難しいことではありますが、スタジオ・ゼロで目指したいところです。)

さて、現在開発中の『PROJECT Re FANTASY』ですがゲームの骨組みをしっかりしたものにするために様々な点について話し合いや研究などを繰り返している状況です。グラフィックについての試行錯誤も日々続けているのですが、これから先のことを考えるとまだまだ人が足りません。

私から言うのもなんですがデザイナーの皆さんはもちろんのこと、デザイン周りの環境を整えるプログラマーの皆さんもスタジオ・ゼロに応募してみませんか。

スタジオ・ゼロの特徴として、担当外の事柄についても意見を広く吸い出す文化が浸透しています。とにかく参考になりそうな意見があれば何でも欲しいという姿勢なので気軽に意見を交換しやすい環境です。

昨今は、国内で家庭用TVゲームの新規IPを開発できる機会はそう多くはありません。そんな超レア(?) な開発を指名して応募できるというのもなかなか珍しいチャンスかと思いますので、興味がある方は是非!

【おまけ情報】
旅好きな人、もしかしたら過去の体験がゲームに生かせるかもしれませんよー。ご応募待ってます!