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【スタッフブログ】ある日のブレスト風景

こんにちは。
スタジオ・ゼロのプランナーの木戸と申します。こちらのブログでは初めましてなので、軽く自己紹介をさせていただきますね。

これまで、システムとシナリオの両面で開発に携わってきました。
『真女神転生Ⅲ』『DDS』などでは合体や成長システムなどを担当していましたが、『ペルソナ3』でコミュ、『ペルソナ4』でコミュとシナリオ統括、『ペルソナ3ポータブル』ではゲームディレクター、『ペルソナQ』ではシナリオ、『ペルソナ5』ではコープと、なんだか一くくりにできない感じで色々とやらせていただいています。

さて、ほんの少し前までダウンのコートをしまうかどうか悩んでいたぐらいだったのに、もう夏日の連続で、春はどこに行ったのでしょうね。

毎年この時期は、翌年度の新卒の選考をさせていただいています。弊社では、開発宛ての全ての応募書類を開発者が見ているのですが、応募された皆さんの熱意が伝わってきて、初心を思い出させてくれるありがたい時期です。

そんな今日は、面接でも時々聞かれる「プランナーの仕事の中身」のご紹介にもなるかと、開発風景の1コマをお送りします。

「ブレスト」を、皆さんご存知でしょうか?
ブレインストーミングの略語で、アイデアを出すための方法の1つです。数人で集まり、ある議題について思いついたアイデアをポンポン出しあうというもの。

ゲームを面白くするためには、アイデアしかありません。
「どんなゲームにしよう」「どんなバトルにしよう」といった第一歩目から、「どうもこの中ボス戦が盛り上がらない」といったピンポイントな詰めまで、解決するにはアイデアを出すしかありません。

なので、アイデアを出す方法の1つである「ブレスト」は、開発中、しょっちゅう行われています。

このブレスト、面白いことに、参加する人数や、顔ぶれ、時間帯、場所などで成果が大きく変わります。セッティングこそが、ブレストを制すコツ…と個人的には思っているのですが、それは割愛するとして…

今日は、『PROJECT Re FANTASY』の“とある要素”のためのブレストを開催し、今年の新入社員に出席してもらいました。

ほとんど全員が、ブレストに初参加です。「ぶれ…すと?」「アイデアを出すって言っても…」と不安顔。最初は恐る恐るといった様子で発言していましたが、5分もすると、それぞれの口からアイデアが飛び出し、すぐに書き留めるのが追いつかない状態に。時には脱線して、「それいいね! きっとこんなことがあって~」と妄想が膨らみます。

実はこの脱線が大事です。
妄想が広がるネタは、ユーザーさんにとっても「掴みのある」ネタであることが多いので、妄想にガソリンを足しながら、行く末をあたたかく見守ります。


内容はお見せできないので、いらすとやさんのキーマカレーで隠しました。

今日は1時間で、2つのテーマを扱いました。
一度のブレストで何かが即決できるようなことはあまりなく、同じテーマでメンバーを変えたり、テーマをズラしたりして、何度か行うことが多いです。

今日の参加メンバーからは、こんな感想が届きました。

「自分だけでは思いつかない面白い意見がポンポン飛び出してくるので楽しかったです!」
「行ったことのない場所にどんどん連れて行かれる感覚に近かったです」
「自家製カレーのように、各人が様々なアイデアを鍋に投げ込んでいく感覚でした。こうやって発想の幅が広がる体験は新鮮です! 今日は帰ったらカレー食べます」

カレーはともかく、いつの間にかアイデアが「頭から引きずり出される」感覚は独特で、アイデアを出すのが好き、人のアイデアを聞くのも好き、という方にはとても楽しい仕事のひとつだと思います。

なお、「プランナーの仕事の中身」と前置きしましたが、進行役こそプランナーが多いものの、参加メンバーの職種は様々で、ブレストの場ではデザイナーもプログラマーも関係ありません。
もしそんな環境も面白そうだな、と思われたら、ぜひご応募を考えてみてくださいね。

それにしても、ブレストは毎回とても疲れます。ブレインストーミングの名の通り、脳がかき回されているのを実感します。終わると必ず「もう帰りたい…」って思うので、甘いもので乗り切ります。


今日はこれで復活しました。参加メンバーで山分けです。

ブレスト以外にも、アイデアを出す手法をいくつか行っているので、もし機会があれば、ご紹介させていただきますね。

ではでは。