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久しぶりの更新です

久しぶりの更新です。アトラス スタジオ・ゼロの橋野です。

のんびり作業になるだろうと思っていた春先。担当作の『ペルソナ5』が海外で発売され、幸運なことに反響が良かったとのことで、海外メディアの方から取材を受けたりしながら、多忙な日々を過ごしていたんですが、ようやく落ち着きを取り戻してきました。そういやブログとか更新してねえ…と思い出すくらいには。ありがたいことに担当作の人気に伴って取材依頼も増えてきたのですが、これまで開発作業があまりにも(あまりにも)忙しすぎて、宣伝担当が「これだけは絶対受けてくれ(じゃないと色々困る)」という取材以外は、どうしても断らなければいけないことが多かったので、ここぞとばかりに受けさせてもらいました。とても楽しかったです。(渋谷と三茶を疲れの抜けないオッサンが練り歩くだけという動画取材もあったのですが、まさか丸1日歩くとは思わなかった。スクランブル交差点、何往復しただろう?動画で見たらすぐ終わってた(笑)。フランスのTVだったのですが、その編集スピードに驚愕。ゲーム愛にも溢れるスタッフの皆さんにまたお会いしたいなぁ。この話はまた別の機会にでも。)

ところで、海外メディアの方のインタビュー内容って、国内のものとやっぱり少し違うのですよね。ペルソナシリーズの場合は日本が舞台なので、異文化を前提としての質問もあるのですが、開発の裏側というか、設定意図やテーマに関わる質問もかなり多い印象。もちろん海外での発売は後発ということもあって、質問も深い部分へのアプローチになるんだろうな、という想像は出来るのですが、シリーズ通してかなり重要だと考えていた裏設定を、今回、はじめて聞かれるなんてこともありました。開発当時を掘り起こしながら回答しなければいけない作業は、次へと向かっている今だからこそ、貴重な作業に思えたりもしてきます。そこで…これまでの作品で僕がこだわってきた(=苦しんできた?)クリエイティブについて、取材などで答えた内容を部分的にピックアップしながら、これからの為に振り返るという、キマジメ系の連載でも始めてみようかと思ってます。

海外からの『ペルソナ5』についてのインタビューでは、スタジオ・ゼロによる新たなファンタジーへの取り組みへと触れるものもありましたし、海外の記事に普段触れていないゲームファンの方々には紹介の機会にもなりそうです。僕らのこれからの新作に興味を持って頂いている方にはもちろん、ゲーム製作のノウハウに触れたい方にも、どこかしら気にしてもらえる部分があるかもしれません(僕などの話で良ければですが)。題して…「とある開発者(つっても僕なんですが)の理想と現実、ひいては幻想」とか、そういう感じで。僕以外の開発スタッフによる記事も含めて、これからちょこちょこ更新しますので、宜しければ。

PS:春に開催されたファミ通アワードで『ペルソナ5』が「優秀賞」と「ユーザーズチョイス賞」をダブルで頂きました!アワード会場からの生放送でお礼のコメントをさせてもらったのですが、改めて、投票してくれた方、今頃ですいませんが、ありがとうございました。『ペルソナ5』の開発者を代表してお礼申し上げます。(本当にいまさらのこの場ですいません。嬉しかったです!)