newslog

開発ブログ第3回

こんにちは。
スタジオ・ゼロの田中裕一郎です。

今回の開発ブログは自分が書かせて頂くことになりました。
…と言っても、ご存知ない方が大半かと思うので(笑)、まずは軽く自己紹介から。

ペルソナシリーズを中心に、シナリオプランナーとして開発に関わってきました。携わった主なタイトルとしては、『ペルソナ3』、『ペルソナ4』、『ペルソナ5』、他に『キャサリン』等でもシナリオプランニングを中心に参加しています。

さて、スタジオの近況として目立った事柄と言えば、まずこれを挙げなければいけないでしょう。

バアァァァン!
フロアの入口に、スタジオロゴをあしらったボードが設置されました。厚さ1センチ、全面クリスタルガラス製。荷物を運びながら近くを通る際などに少し怖かったりしますが、中々いい感じになったんじゃないでしょうか!

立ち上げから間もないので周囲に飾れるフィギュアやグッズなどがまだ無く、ちょっぴり寂しい気もしますが、ゲームによくある「自室に記念品を並べられるコレクション仕様」みたいにも思えて何だかワクワクしてくるから不思議です。「無い」から、「ある」を想像することの楽しみ。
まさしく「ファンタジー」の本質と言えるでしょう。(ノルマクリア

ちなみに、右に見えている「STAFF ONLY」のドアの奥が、スタジオ・ゼロのオフィス。そして、ドアの更に右側を見てみると…

「アトラス・サウンドチーム」!
そう、実はスタジオ・ゼロのフロアのすぐ隣には、サウンドチームの各スタッフのブースが並んでいます。

一番手前の扉が目黒さん。向こう側へ順に喜多條さん、小塚さん、小西さん、そして土屋さんの仕事場。サウンドブースは入口が特注の遮音扉になっているので見た目がややお堅めですが、日中はよくスタッフが訪れて、相談や打ち合わせなども活発に行われています。

思うに、こうした「まったく別部門のスタッフ同士が、いつでも横断的に意見や感想を交わせる」という空気は、アトラスの貴重な風土と言えるのかも知れません。振り返ってみると、ペルソナでもキャサリンでも常にそうでした。

アトラスでは開発の最終盤、マスターまで残り数カ月に迫ったようなタイミングでも、スタッフ間で「内容に対する感想のヒアリング」を活発に行います。まったくの他部署のスタッフや在社年数の短いスタッフの方が、より客観的なユーザー目線の感想を言えたりする場合もあるので、時には直接訪れて聞き取りをしたりもします。差し迫ったタイミングで痛烈な意見が寄せられて、全員が青ざめるようなこともあったりしますが、それでも毎回必ず感想のヒアリングは行われ、何らかの対応を取ります。

「クォリティをきちんと引き上げるには、全ての人の率直な意見を尊重することが、絶対に欠かせない」

そういう意識…モラルというよりも実感を、全員で共有できている現場だなと毎回感じます。
とても幸福なことだと思います。

これまで現代を舞台にしたゲームばかり作ってきた自分たちが「ファンタジーのRPG」を作ること、文字通り「ゼロ」から世界観を作り上げる作業は、初めて尽くしの挑戦です。これまで以上に全員が横断的に知恵を出し合うことが大事になってきます。しかもスタジオ・ゼロは今はまだ少人数なので、開発の多くの部分を、まだ出会ってすらいない新たな仲間と進めていくことになるでしょう。

果たしてどんな旅になるのか。今からとても楽しみです。

出来あがってきたロゴ入りガラスボードを前に、そんなことを思ったりするのでした。

…ではまた!

<追伸>
今回も、写真は前回に引き続き、企画の後藤名人が一日でやってくれました。ありがとう名人…!